国のお金は各国で色や形、単位等さまざまですよね。今回は、ミャンマーのお金についてお話させていただきます(^.^)
さて、『JPY』、『MMK』などの表記を見て、すぐに何を意味するものか分かりますでしょうか? これらの表記は国際規格で定められている『通貨コード』を意味します。貿易や金融などの分野で使用されている国際規格です。
『JPY』は、「Japanese Yen」の略称で日本円。そして、『MMK』は、「Myanmar Kyat」の略称でミャンマー・チャットというわけです。『USD』は、「US Dollar」の略称でアメリカ・ドルを示すように各国で使用される通貨にはコードが定められています‼
ミャンマー通貨の種類
ミャンマーの通貨は冒頭でもお伝えしたように『チャット(Kyat)』です。 補助通貨にピャー(Pya:100Pya=1Kyat)という硬貨があるようですが、私も接したことがなく、詳しくは分かりません。聞いたことはありましたが、ミャンマーに行った際に接することは無く、知らなくて困るようなことは無いと思います。極度のインフレで失われつつあるとか…。
✅ミャンマー通貨『チャット』=ミャンマー語『ကျပ်(発音:チャッ)』
主に流通している紙幣の種類は50、100、200、500、1,000、5,000、10,000チャットの計7種類です!前述のとおり、日本円のような硬貨(コイン)は使いません。数字の後にKyatの「K」を用いて表記されることが多いです(1,000Kなど)。
私の手元にミャンマー・チャット紙幣が残っていたので、写真でご紹介します(^^)/

50チャット紙幣

100チャット紙幣

200チャット紙幣

500チャット紙幣

1,000チャット紙幣

5,000チャット紙幣

10,000チャット紙幣
ミャンマー・チャット紙幣の種類は以上の7種類になります。お気づきになられた方もいると思いますが、紙幣の肖像画は、「人」ではなく「動物」なのです‼ …とは言っても、少し前までは、アウンサン将軍(スーチー氏の父)の肖像画が用いられていました。余談ですが、その紙幣の肖像画が日本の某有名人にソックリと一部ネットで騒がれていたこともあったようです…笑 是非、興味のある方は、調べてみてください(‘◇’)ゞ
ミャンマー・チャット通貨への両替
ミャンマーへ観光に行かれる際は、アメリカ・ドル(USD)の現金をご用意された方が良いかもしれません。ミャンマーのお店は、USDの価格表記がされているものも多いです。日本円からミャンマー・チャットへ両替することはもちろん可能ですが、ミャンマー国外でチャットから日本円への両替はできません。なので、私も日本円に戻せず、ずっと大切にミャンマー紙幣を保管しています。ミャンマー・チャットへの両替は、空港はもちろん、市内のあちこちにたくさん両替所があるため安心です。ちなみに、日本円を両替できる場所はヤンゴン市内に2箇所あったと記憶しています。一つは「ホワイトベイ」と呼ばれる両替所で、もう一つはタイ大使館の傍にある両替所です。

引用元 https://www.jtb.co.jp/kaigai_guide/report/MM/2016/10/post_13.htm
私は、こちらの両替所を利用して日本円からミャンマー・チャットへの両替を行いました。参考までに、本ブログ投稿時点での為替レートは次のようになっています。
★為替レート(2021年5月24日AM8:50現在)
1 JPY(日本円) = 15.1565 MMK(ミャンマー・チャット)
クレジットカードは、「JCBカード」であれば最近になって使える場所が増えてきたようです。ミャンマーへ観光に出かけられる際は、持参されても良いかもしれません。私も現金100,000チャット以上は残っているから、必ずやミャンマーに行かなくては(/・ω・)/‼
一日でも早くミャンマーに平和な日常が戻りますように…。
ミャンマーの<象徴的存在>
5,000チャットや10,000チャット紙幣の「白い象」。ミャンマーで神聖視されている動物です。それでは、他5種の紙幣をご覧ください。日本でいう「狛犬」、沖縄の「シーサー」のような風貌の動物が描かれていますよね!
こちらは、「Chinthe(チンシー)」と呼ばれる獅子の座像です。獅子はミャンマーの国で象徴的な存在となっています。

サッカーミャンマー代表ユニフォームのエンブレムにも「チンシー」が使用されています。日本は「八咫烏(やたがらす)」ですよね!
さあ、いよいよ今週5月28日(金)は、サッカーワールドカップ・アジア2次予選の【対ミャンマー戦】です‼ こちらのエンブレムにも注目をして、テレビ観戦してみてください(^^♪
皆さん応援しましょう(^^)/
がんばれ日本‼ がんばれミャンマー‼‼